2007-05-18

書・書道・臨書:臨書「傅山 行草五言古詩巻」


 昨日に引き続いて、臨書作品「傅山 行草五言古詩巻」を掲載してみた(「在掌所失皆糠」)。
 この箇所も、“現代感覚”溢れる、創作書道作品のヒントとして捉えることが可能である。勢いを次々と下方へ運び、「所」などの大きく展開するところ、そしてそれを引き立たせるために、「先」などの控えめな箇所を作ったりと、見どころ満載である。
 書家として、書道教室などで指導する際にも、“臨書のための臨書”とするのではなく、上記のような点に注意しながら、臨書学習を進めるように、とアドバイスしている。

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