2007-05-15

書・書道・臨書:臨書「石鼓文」


 今まで、筆勢豊かな古典の臨書作品を掲載した機会が多かった。そこで、今日は篆書体の古典である「石鼓文」(せきこぶん)の一節「チョウ勒既簡」を臨書してみた。ちなみに、篆書の書体は今から三千年ほど前の書体である。
 篆書の古典の臨書方法であるが、上の「石鼓文」の臨書作品をみていただいてもお分かりの通り、左右対称で縦長のスタイルが(篆書体の)基本である。そして、書道作品としてみたときに“表情”が無い。
 楷書、行書、草書、隷書などの他の書体を習ってから、篆書体を臨書してみるとその意味がより分かりやすいかもしれない。

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